インバウンド 東京観光 おすすめ 神田川クルーズ

2019.06.30 (日)

インバウンド 東京観光 おすすめ 神田川クルーズ 船から見る日本橋もいいもんです

会社のグローバルイベントの一環として神田川クルーズに通訳として参加してきました。勤務先が日本橋なのですが、日本橋船着場から船に乗るのははじめての経験です。船からみる日本橋は普段とはまったく違う風景でした。

前回の東京オリンピック当時に高速道路が建築された影響で、日本橋界隈は川の上に高速道路が何重にも張り巡らされた構造になっています。土地に限りのある日本ならではの設計と海外からの評判も上々の様です。日本橋川を出ると隅田川に合流します。急に川幅が広くなります。東京スカイツリーが目の前にひろがる絶好の写真スポットです。

インバウンド 東京観光 おすすめ 神田川クルーズ 両国橋と東京スカイツリー

両国橋の由来は、武蔵の国と下総の国の二つの国を結ぶ橋からきています。昔は敵からの進入を防ぐため川に橋をかけたりすることはほとんどなく、武蔵の国と下総の国を結ぶ唯一の橋がこの両国橋だったようです。           

東京スカイツリーの高さは634メートルで、武蔵(むさし)が由来とのことです。でも今の東京スカイツリーのある場所は昔の武蔵の国ではなく下総の国。なぜそうなったかは諸説あるようです。

両国には国技館、江戸東京博物館、回向院とみどころ満載。船から見る両国はいつもと違った感じでした。そういえば来年のオリンピックで国技館はボクシング会場として利用されるようですね。

インバウンド 東京観光 おすすめ 神田川クルーズ 神田川は見どころ満載です

船は神田川にはいります。柳橋あたりの、船宿や屋形船が立ち並ぶ光景は雰囲気があって最高です。船は秋葉原に向かいます。昔の秋葉原は電気街というイメージが強かったのですが、最近はサブカルチャーの聖地というイメージが確立されています。アニメ、フィギュアを扱うお店やメイド・カフェや猫カフェ等若者に支持される街に変貌をとげています。

万世橋はもともとJRの駅でした。東京駅が発展したため廃駅となりましたが、当時のレンガ造りの様子が残されていて現在はカフェやブティックが入るおしゃれなビルへと変貌を遂げています。このあたりは総武線、中央線、地下鉄丸ノ内線が交差する地域でもあり、鉄道ファンには人気のスポットです。

船はお茶の水エリアに進みます。聖橋を通りすぎ、御茶ノ水渓谷に入ります。御茶ノ水渓谷は都会のど真ん中にいるという感覚を暫しわすれさせてくれます。神田川の水は海水のため、必要な飲料水を水道管を通して江戸城まで送りとどけたのが「御茶ノ水」の起源だそうです。

インバウンド 東京観光 おすすめ 神田川クルーズ 柳橋

船は水道橋まで進みここで引き返します。女性の立身出世で有名な柳盛神社を過ぎ柳橋に到着します。柳橋では佃煮で有名な「小松屋」さんに立ち寄ります。柳橋は江戸時代から花街として有名でした。夏には涼み船が浮かびかなりにぎわったそうです。もともと投網漁や涼み船で生計をたてていた人たちは日本橋の魚市場に物資を供給したりしていたのが、時代の変化とともに佃煮屋や屋形船を営むようになり現在にいたっています。柳橋は現在ではもっとも屋形船が密集する地域ということらしいです。昔ながらの情緒が残っていますのでおすすめです。

インバウンド 東京観光 おすすめ 神田川クルーズ 隅田川の花火大会

柳橋で停泊して佃煮等のお土産を購入した後ふたたび隅田川に戻り浅草に向かいました。隅田川の花火は江戸時代に起源を持つ歴史的な催事です。100万人あまりがおとずれ2万発の花火がわずか90分間の間におこなわれます。スケールの大きさに圧倒されます。

アサヒビール本社を通りすぎ目的地の吾妻橋桟橋に到着。2時間弱の神田川クルーズは当初心配された雨にも遭遇せず無事終わりました。

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